歌手:今井美樹
作詞:今井美樹
作曲:坂本龍一
短い影を写す砂浜
真夏の陽射し浴びている
まぶしいほどのぬける青空
何故か胸をしめつけるの
むせるくらいに暑い空気が
体中まとわりついて
汗ばむように心の痛みが
流れだしてゆくわ
離れる事が必要だった
行くあては何もないけど
2人を包む止まった時間から
ただ逃げたかったの
海からそよぐ風が
優しくすり抜ける
いつかあなたの胸に
抱かれた時のように
あなたの夢と歩いてゆくの
そんな想いにしばられて
私はどこへ向かっているのか
見えなくなっていた
ゆれる光の中で
心が溶けてゆく
深くむすばれていた
笑顔の日々のように
それぞれに見つめる
明日の未来図は
自分でインクで
描いてゆくの
今でも愛してると
心から思うの
会えない時間の中で
自分を知った
海からそよぐ風が
優しくすり抜ける
けれどあなたの優しさ
もう待たないと決めた