歌手:春奈るな
作詞:Saku
作曲:Saku
鈍色に染まる空さえ綺麗に見えたよ
鮮やかな街もモノクロに変わる
誰もが空を見上げて 幸せ歌った
僕はそのたび 耳を塞いだ
解りあえない 孤独の唄を
今も紡いでるよ
光の射さない悲しみの中で
沈めた願いに手を伸ばした
巻き戻せない時間を辿れば
心深く息づく 優しい記憶
静寂を包む 柔らかで冷たい夜明けに
閉じ込めたままの滲み出す痛み
降り出した雨 どうか 全てを流して
温もり ほほえみ消し去ってよ
寄り添うだけの 言葉はいらない
独り嘆いてるよ
絶え間なく打ちつける雨の中で
散らばった夢の欠片を また
拾い集めて繋ぎ合わせた
足りないと知ってても
終わりの見えない暗闇の中で
歪んだ希望に灯をともした
途切れたはずの想いを辿って
忘れてしまわぬように 焼き付けて
光の射さない悲しみの後で
白く染まる彼方を見ていた
痛みと共に僕も向かうから
永遠という世界で
愛していくよ