歌手:石崎ひゅーい
作詞:石崎ひゅーい
作曲:石崎ひゅーい・Tomi Yo
いつか見た夢を
思い出していた
星が降る夏は
ひまわり畑の夜
泣いている迷子
水色の空の
クジラ雲達を
どこまでも
裸足で追いかけていた
麦わらを風がさらった
張り裂けそうな心臓
はじめてふかした煙にむせて
でたらめな歌でごまかしてたんだ
僕は今もまだここにいるよ
新しいスーツでしょぼくれて
お願い 見つけだして
楽しかったあの夏の日
僕はまだ 君が好きだ
夕闇を飾る
打ち上げ花火に
二人寝転んで
なんにもしゃべれずにさ
遠くのほうから聞こえた
やかましいバイクのエンジンの音
草の匂い 目に染みて痛かった
僕はどこへいこう ひとりぼっち
みじめな 死にかけた虫みたく
お願い 教えてほしい
君のいない夏の終わり
僕は今どんな顔してる?
とび魚になって
夜空のお月様にただぶらさがってた
手を振った
君は笑ったまんま
僕は今もまだここにいるよ
安物のシューズでうなだれて
お願い 見つけだして
星が消えたあの夏の日
僕はまだ 君が好きだ