歌手:大森靖子
作詞:大森靖子
作曲:大森靖子
精神グラグラクラスメイトの男子に
「僕とセックスしてくれないなら死ぬ」と言われて
泣きながら逃げた日 もし私の恋が報われなければAV出ようと決めた
本来少しは愛を囁かなければ内臓の奥までみせられないのがはがゆい
かっこよくなんか生きなくていいよって
言う権利が欲しくてAV女優になりたい
音楽も服も好きな人のために生きた
私と言う存在の全てが恋だった
絶対一生この人でないのなら永遠にひとりでいいと思って 処女でした
あれから7年一生ぶんの恋が とうに死んでると好きな人に告げられて
私は半年声が出なくなりました
死後の世界みたいでとてもきれいでした
終わりがすぎてしまえば ぜんぶぜんぶ 雪のよう
星も月もひとつも なくなって ただ ただきれい でした
la la la…
借金しながら教習所に通って車を運転できるようになりました
人生においてしたいこと たいせつなものは
ほんと それくらい 全然ないのです
本当は私を少しでも好きになってくれた人みんなとセックスしたかった
だけど私は恋だったから それが出来なかっただけで
処女という付加価値に乗っかって
ギリギリ専属のはしっこで生きてます
AV女優の私に助けられ照らす私の愛が私だから
終わりがすぎて しまえば 終わりの終わりもまた過ぎて
人生を少し くれたら 私の愛は全部あげる
何千回も死んだら 何千人に与えられるかな
一度死ねば 魂は星になるから
死ぬたびに 夜空がいつか溢れるように
夜空なんかじゃ足りなくて
一緒に生きた人たちの空と混じりあえますように
la la la…
強く強く生きるのは どうしようもなく恥ずかしい
若くて ダサくて 不器用で 傷だらけだから美しい