
色彩の中へ
中谷美紀
歌手:中谷美紀
作詞:高野寛
作曲:Vinicius Cantuaria
耳たぶについた砂が乾くまでに
抱いて
足跡を満ちた波が消し去る頃
静かすぎる海はいつか
碧を溶かしてしまうから
紅(くれない)の中へ
黒く光る海の真珠
月が導く時までは
あと少し待って
何も話さなくていいの
誰も居なくなった今は
風だけを聞いて
遠く深く遠く深く
愛の波に満たされてく
夕凪の海のように
背中まで近づいてる
夕陽と影
紅の空にいつしか
ベルベットのカーテンだけ
舞い降りて光る
眠る海の上に白く
月が描き出したライン
たどるようにKISSを
夜は目隠ししてどこか
二人だけを誘い出して
色彩の中へ
遠く深く遠く深く
愛の波に胞たされてく
夕凪の海のように