
フロンティア
中谷美紀
歌手:中谷美紀
作詞:中谷美紀
作曲:坂本龍一
いつか夢に見たような ガラスの街心に抱く
今にも壊れそうな明日を願う時
そこに手を差し延べると 君もあの色に染まる
誰にも言えなかった ガラスの形変えたと
右腕に刻んだ君の道標が 足もとを危うく導く
そこに駆け出す速さで ひとつ救いたかったよ
君の手のひら命がこぼれてゆく 嘘も涙も同じ色になる
眩しいほど哀しみ覚えて 君が残した秘密が香る
そこに手を差し延べると 君もあの色に染まる
君が選んだ時計を進めて 自由で満たすガラスの杯
青に交わる命の泉を 孤独な太陽枯れるまで照らす
君の手のひら命がこぼれてゆく
(そこに手を差し延べると)
嘘も涙も同じ色になる 眩しいほどに哀しみ覚えて
君の後に秘密が香る
そこに手を差し延べると 君もあの色に染まる