歌手:槇原敬之
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
本当はね さっきまで
あの信号の陰から
交差点をわたる君を見てたんだ
喧嘩した君のこと
流れる人混みが
あっという間に隠してしまったんだよ
見えなくなっただけ 探せば見つかるよ
そんなことを思いかけたとき
こんなあてのない事を平気で思う
自分勝手な僕に気付いたから
息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ
長い間 一緒に
過ごしているだけで
分かり合えたような気にもなるけれど
家族でも 友達でも
恋人同士でも
もともと人はそれぞれ違うのに
形のない想い振りかざしながら
正しいとか間違ってるとか
そんなあてのない事で言い争う内に
大事なことを無くすのはいやだから
息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ
1秒前の君にさえ
もう2度と会えない
息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ