歌手:槇原敬之
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
こんな曲じゃ 昔は
うまく踊れなかったのにね
エスカレーターに乗るように
初めの一歩も自然に踏み出せる
もともと苦手だから
きっと僕の踊りは変だよ
でももう気になんてしない
悪くないと君が笑ってくれるから
足を踏まないようになるのは
もっと年をとってからでもいい
今日の音楽に合わせて
僕らの今日をちゃんと踊ろう
どんな曲が聞こえてくるだろう
心に耳を澄まして
今日の音楽に合わせて
僕らの今日をちゃんと踊ろう
静かに音楽が止まったら
おじぎも忘れずに
あの日見ていた映画の
中に出てきた老夫婦
手を取り合って踊る姿が
ずっと僕の心に残ってるんだ
しわくちゃになった彼女の手を
しわとしみだらけの彼の手が
優しくとって踊っていた
ずっとそうやって生きてきたみたいに
つまずきそうになるたび
支える手のぬくもりに気づいていく
今日の音楽に合わせて
僕らの今日をちゃんと踊ろう
どんな曲が聞こえてくるだろう
心に耳を澄まして
今日の音楽に合わせて
僕らの今日をちゃんと踊ろう
静かに音楽が止まったら
おじぎも忘れずに
自分はちゃんと出来ていると思わず
そうだろうかと追い求め続ける
そんな人がきっと美しいんだろう
そう踊る姿も生きざまも
今日の音楽に合わせて
僕らの今日をちゃんと踊ろう
どんな曲が聞こえてくるだろう
心に耳を澄まして
今日の音楽に合わせて
僕らの今日をちゃんと踊ろう
静かに音楽が止まったら
おじぎも忘れずに
僕らじゃないと踊れない
ダンスがいつか踊れるように