歌手：Academic BANANA
作詞：齋藤知輝
作曲：齋藤知輝

曇った窓ガラス 見慣れた街並み

いつもより荷が重い 確かな旅立ち



過ぎる時間早く 道しるべは遠く

別れ告げた春 サクラ雨に変わる



走り出した「のぞみ」の向こう側 忘れかけた想い出探してた

そこにあるのに眩しくて何も見えなくて 瞳閉じてみた

聴こえてきたあの日の喜びと 聞けなかった少しの悲しみは

故郷の風に包まれていつか届くから 心に届くから



きれいな窓ガラス 不慣れな街並み

いつもより気が重い 溢れる人達



行きつく場所はなく 道しるべは遠く

過ぎ去る人の群れ 心削られてく



大都会の真ん中遠い空 流れてきた涙の向こう側

自由はいつも寂しさに溢れ満たされて はじけそうになった

求めていたあの日の憧れと 求めたまま失くした日常は

都会の風に吹かれてはまた遠くなっていく 届かないとこまで



4畳半の真ん中 狭い中 鏡の中 映った瞳には

消えない光照らす先遠く道しるべ果てしない夢を

大都会に「望み」の向こう側 探しに来たあの日の向こう側

故郷の人に愛された変わらない日々は あの街にあるから

届けたいそこまで