歌手:CHEMISTRY
作詞:田中秀典
作曲:大智
出逢いの日から いくつの季節が
駆け足で過ぎたのだろう
回る映写機の向こうに あどけない僕らがいる
寄り添うたびに分け合ってきた
喜び 悲しみ すべて
星のない夜は お互いの道を照らし歩んだ
色褪せたフィルムは擦り切れながら
長い月日をなぞってゆく
数え切れない場面の中に 温かな場所が在った
今なら
遥か遠く 離れてても
瞼を閉じれば君を描ける
愛はいつも そばにあるさ
それぞれの願いが 二人を強く結ぶ
忘れた素振りで ポケットの中
仕舞った夢があっただろう
向き合ったままでは僕ら 前に歩き出せない
ぶつかり 許し合い 頬を寄せ合って
確かめてきた想いがある
きっと必ず誇れるはずさ
愛しき人の未来(あした)を
今こそ
僕は僕の描く空へ
信じ抜く愛を翼に変えて
君は君の願う場所へ
何を見失っても 消せない“あの日”がある
戸惑いを胸に秘め 踏みしめる自由への旅路(みち)
終わらない夢を乗せ
風に吹かれ 孤独を味方に...行けるさ
遥か遠く 離れてても
瞼を閉じれば君と出逢える
愛はいつも そばにあるさ
それぞれの一歩で 新しい“今日”を刻もう