歌手:水樹奈々
作詞:岩里祐穂
作曲:K-WONDER・SAS3
桜降る 名残りの空
哀れ 無常の夜よ
それが消えぬ宿命(さだめ)でも
たとえ虚しい絶望でも
滲む廃墟に射した夕闇のように
辛く孤独であっても
愛しき人よ
見つめて欲しい
愛が咲かせた花を命と云うなら
この身 朽ち果ててもいい
燃ゆる想いは 刃となって
狂おしい程に心に突き刺さる
一度限りのこの世を生き抜くなら
捧げて悔いはない
悲しみさえ 愛の化身だと
この瞬間(とき)を駆けるだけ
花弁よ 天に舞え 花弁よ 風に散れ
これが解けぬ絆なら
二人 叶わぬ明日でもいい
愛しき人よ
今 抱きしめて欲しい
夢に羽ばたく鳥を祈りと呼ぶなら
傷ついたこの翼で
募る痛みも 炎となって
求め続ける心 照らし出すから
愛は試す 時は嗤(わら)う
真実なのかと問われるけど
信じ貫く愛だけがただ
全ての魂 救うのでしょう
愛が咲かせた花を命と云うなら
この身 朽ち果ててもいい
燃ゆる想いは 刃となって
狂おしい程に心に突き刺さる
一度限りのこの世を生き抜くなら
捧げて悔いはない
悲しみさえ 愛の化身だと
この瞬間(とき)を駆けるだけ
花弁よ 天に舞え 花弁よ 風に散れ