歌手:ACIDMAN
作詞:大木伸夫
作曲:大木伸夫
「それ」彷徨っていて
どうせ 終わってゆくだけ
こうして 息をしたって
そうして 終わってゆくだけ
「それ」 漂うだけ
触れられたらいいな
透明 ひび割れて
そんな欠片でもいいから
あの日 一人で見上げた夜空に
ひっそりと流した涙の訳
気付いてるよ
ただ言葉にならないだけ
あの陽 いつもよりも道は煌めいて
そんな奇跡を見つけたら
もう一度 信じてみよう
小さな声で紡いでみよう
「それ」彷徨っていて
どうせ 終わってゆくだけ
こうして 息をしたって
そうして 終わってゆくだけ
あの日 一人で見上げた夜空に
ひっそりと流した涙の訳
気付いてるよ
ただ言葉にならないだけ
あの日 一切の言葉も無くして
湖のほとりに ふわり生まれおちた
生命の「それ」
僕はそれを聴いているだけ