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帽子と水着と水平線

帽子と水着と水平線

aiko

歌手:aiko
作詞:AIKO
作曲:AIKO

それは偶然で あの日雨が降ったから
君に逢った あの日雨が降ったから

青の水平線に晴れた空が 落としていったもの
鮮やかな夕日を見て

もう始まっていた あっけなく好きになっていた
赤い帽子のツバが曲がって 隙間から覗く
大きな瞳に夜が来たとしても
風が吹いてもあたし目が離せない

耳の中には星の砂の忘れ物
足首には約束の黒いひも

早くこっちにおいで 離れちゃだめさ
危ないよ気を付けて この手を離すな

もう始まっていたあっけなく好きになっていた
赤い帽子を風が弾いて くるり宙返り
目指す空の下 色違いの指先
全部君にあげるよ さぁ目を閉じて

背中の水着の跡 もう一度焼き直そうか
小さな屋根の下で 寄り添ったままいようか

もう始まっていた あっけなく好きになっていた
赤い帽子のツバが曲がって 隙間から覗く
大きな瞳に夜が来たとしても
風が吹いてもあたし目が離せない