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君が笑えればいい

君が笑えればいい

Good Coming

歌手:Good Coming
作詞:GOOD COMING
作曲:GOOD COMING

いつも歩いてたこの帰り道
線路沿いに伸びた遊歩道
静まりはじめてく街並み
夕暮れの色に染まった
胸の奥にくすぶる
小さなカタマリのような想い
気づかないふりでごまかしたって
君はもういない

新しい街でどんな夢が君を迎えただろう
見慣れてたはずの横顔が遠くなってく
もう一度だけでいいよこの鮮やかな夕焼けを
君とただ見ていられたならどれだけ嬉しいだろう

言葉に出来なかったこの想い握れなかったその手
今でもぎゅっと胸に抱きしめて俺は歩いてくよ
それが精一杯の答えだから

君が笑えればいいんだ
幸せになれればいいんだ
この願い 今はもう届かないけど
君が笑えればいいんだ
堪えてた涙がにじんだ
あの日々はかけがえない俺の誇り

改札口で君は不意に立ち止まった
「ありがとう」っていうその言葉が
こんなに寂しいと知らずにいた
あんなに悩んで君が踏み出した一歩だから
黙って君のその背中を見送るしかできない

昨日が空の向こうに消える君は今どこにいるの
どれだけ大事なもの失くしながら俺は歩いてくよ
この声が君に聞こえなくても

君が笑えればいいんだ
幸せになれればいいんだ
強がりでもそう俺は祈りたいんだ
君が笑えればいいんだ
立ち止まって涙ぬぐった
あの日々はかけがえない俺の誇り

温かな切なさだけが
心にある君を感じさせてくれる
忘れてしまうよりも
忘れない哀しみのほうがずっと
大切だから

さよなら 今も君を想うよ
君がしてくれたこと
今でもぎゅっと胸に抱きしめて
俺は歩いてくよ
それだけが答えだから

君が笑えればいいんだ
幸せになれればいいんだ
そう祈ることが最後の勇気
君が笑えればいいんだ
堪えてた涙がにじんだ
あの日々はかけがえない俺の誇り
そうずっと俺の誇り