歌手:NICO Touches the Walls
作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉
どこかで僕を待ってんだ 両手を広げて待ってんだ
そっと目を閉じたら連れて行かれそう
ぼんやり月が浮かんでいる 何故だかいつも自慢気だ
こっそり眺めて妬んでしまうよ
独りで枯れたままの 僕に何ができるのかな
生まれて死ぬ運命に 弄ばれて今日も生きるの?
どれだけ理屈を 並べようが 嗚呼
鬼が笑って招いている 角を隠して招いている
下手に近づけばとって喰われそう
いっそ僕のこと連れ出して この世はきっと腐ってるから
どうか僕だけを連れ出して
生まれてきた僕らは 人の群れに転げ落ちて
出会い別れの中で 失うころに慣れてしまうけど
譲れない何かが きっとあるなあ
夢抱いて 不安抱いて 最期を迎えるまで
ただ 人を信じ 人を愛して 人を赦して 何が残るだろう
鬼がひたすら笑っている 腹を抱えて笑っている
下手に近づけば離れてしまいそう
どんな深い傷を負ったって 諦めないのを知ってるから
僕らをじっと眺めている
独りで枯れたままの 僕に何か残せるなら
あなたの側にいるから ずっと見守っていて欲しいよ
夢抱いて 不安を抱いて 最期を迎えるまで
ただ 歩く今日を 向かう明日を 愛したくて 僕らは生きるだろう