歌手:tacica
作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一
太陽の住む街で寝返り打って
融ける瞬間だけ命を乞う
乗り遅れた船に今すぐ
碇を降ろせと叫んでも
間に合わないのは誰?
空を巡って
羽を休めるには余りの豪雨
巧く塗れた嘘も剥がれて
痩せた土の上に流れていく
愛のない日溜りでも
命は燃えて行くよ
意味のない事を掴んでも
聴こえていたのは誰かの為の歌や
彼方のキミを讃える様な歌じゃない
まだ謎だらけの夢に観た
あの場所へ 行きそびれた日と
それでも笑うんだよ
全てを愛せなくても
その手を握れば歌
降り止まないのは何故
時間を巡って
晴れる瞬間まで命を乞う
太陽の住む街で
碇を降ろせと叫んでも
生き抜ける程に重ねる駄目な嘘よ
その度 キミを咎める様な歌はない
見蕩れた形を夢に観た あの場所へ
行きそびれた日も
それでも笑うんだよ
全てを愛せなくても
その手を握れば
歌い出す 踊り出すわ
赤い血達が流れる音で
今 今 笑い声が響かなくとも
流れる音で行く
太陽の住む街で
碇を降ろせと叫んでも