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歌手:tacica
作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

「質問は何?」
強がった語り手
逃げ出したままの僕が
背伸びしながらの街が
今にも消えそうだ

彼が歩ける光の
1mmを食べてみたくて
僕等 誰の味方でも
人間の容姿は保っていたいか?

伝えたい事がきっと
伝わる時に恐がるんだ
聞こえない声はずっと
行く宛がないみたい

壁に噛まれた身体が
電光石火なんて
部屋に転がる孤独と
このまま消えそうだ

毒を飲み干す証に
綺麗な服を纏った
僕等 誰の味方でも
意図も容易く笑っていたいか?

伝えたい事がきっと
伝わる時に恐がるんだ
聞こえない声はずっと
足下のタイルが好き

誰の方向も向かない
僕のアンテナ
僕の方向認めない
誰のテレビ ラジオ

もう何を持っても不慣れな
砂嵐に気付いて泣いた
響かない言葉が無かった日を…

記憶から消してないよ
不幸な昨日のラスト
つまり変化を望んで
やはり変化を拒んだ

右手が興味を持って
左手が嫌ったアンサー
飛行機が善も悪も
隠しては飛んでしまった 午後に

明日は何れも
使えない僕の色
夕暮れで又 最後尾
本当の色

贅沢なリズム その調子
暗い部屋で描いた絵
贅沢なリズム その調子
忘れモノに描いた絵

でも伝えたい事はきっと
足下に無いみたい

この誰の方向も向かない
僕のアンテナ
もう僕の方向認めない
誰のテレビ ラジオ

もう何を持っても不慣れな
砂嵐に気付いて泣いた
響かない言葉が無かった日を…

一体どんな濁らない宇宙を観たい?
たった今 声を上げる
心臓の音