歌手:tacica
作詞:猪狩翔一
作曲:tacica
大胆に転べるスニーカー
爪先で堪える反動
大事なモノが失くなった
泣いたりしないんだ
中傷で破れるジーンズが
解れるから零れ落ちた
簡単に手放せたって
忘れられないで
傷だらけのネジを巻いて
球体へと手を伸ばした
涙で描かれたヒーロー
僕等を守って
降るイメージによってのエンジンで
廻す手は緩められないが
胸の最上階では機械音通りに
心地好く踊れるんだ
私利私欲に出来た機関銃じゃ
撃ち抜ける不安はない
なのにヒーローさえ辿り着けない
場所まで築き上げたんだ
そうだろう
何時になったらさ
地球儀上に描いたキミは
僕等に気付いてくれるの
何時になってもさ
唯一 僕の胸に届く声は
聞こえそうにない
キミは今日も明日も
そのずっと前の昨日でも
「地球は空一つない世界」と云うけど
せめて僕の奥では
縦横無尽にいつでも
空を飛んでくれよ
立ち止まる日の中心で
廻す手は緩められなくて
胸で大合唱する機械音にだって
心地好くは居られないんだ
キミの価値や僕の未来の為
撃ち落す不安はなに?
「雨が降り出したら又、次回を待って。」
なんて言葉 聞こえるんだ
僕等どう綺麗に歩いたって
自分まで騙し切れないで
ネジを巻き過ぎたら ほら機械音なんて
すぐ胸を見放すもんだ
光を失くした機関銃じゃ
撃ち出せる答えはない
声をヒーローまで届けようと願えば
0から築けそうだ何度も
大胆に転べるスニーカー
中傷で破れるジーンズが
傷だらけのネジを巻いて
描き出す ヒーロー