歌手:tacica
作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一
毎晩 自分自身に問い掛ける
でも返事はない
本能は諦めず繰り返す
でも御褒美もないが
この世に前例ない僕を
擦り切れるまで使おうよ
飲み込んだ涙に誓って
そう何度も朝と夜を巡っても
記憶にない程 雨が降る
その度 君を切り抜けて来た
途方に暮れながらだって
今度の風に飛ばされたって
飽くまでもあるがままで行く
走っては又 振り返る日々
「あと少しだけ。」不屈のフラクタルを
僕等の街並みを思い返す
話したい事は何?
再三 自分自身に問い掛ける
まだ返事はない
どこまでも心配な僕に
立ち塞がるのは勘違いの顔した
創造と学んで
もう賽を振ろう腕は振らされたって
「最初に戻る」も見慣れた文字
黙って居場所に舞い降りて来たモノ
孤独 その他を睨んで
確かな物を只管探して
不確かな物ばかりの日々
汚して又 塗り替える君
あと少しだけ夜が足りないだけ
或る街の喧噪や照明が
逃げ惑った不甲斐ない者の
一切合切を笑ったが
この世に前例ない僕だ
擦り切れるまで使うのだ
日常を涙が伝っても
何度も朝と夜を巡っても
記憶にない程 雨が降る
その度 君を切り抜けて来た
途方に暮れながらだって
最期は風に飛ばされたくて
幾らでもあるがままで行く
失くしては又 取り返す日々
「あと少しだけ。」
重ねる希望を
もっと光よ 影を照らしてよ
息を切らした僕等を連れて
きっと 誰もが羨む様に舞う
この歪なフラクタルを