歌手:エレファントカシマシ
作詞:宮本浩次
作曲:宮本浩次
笑顔もてやさしげに この俺は言葉をかけた。
ひからびた情熱は、ただ過ぎるくらしの中へ消えた。
涙もて目を上げた。この俺は高きを見つめ、
うちふりし情熱は、ただ過ぎるくらしの中へ
消えた。
人の世にありて、過ぎゆく日々に身をおけば、
太陽俺に照りて、日々ゆくくらしがあった。
笑顔もてやさしげに この俺に言葉をかけていた、
強き人のまなざしはただ、うちすぎる
くらしのなかへ消えた。
うちすぎるくらしの中俺は日々過ごした。
過ぎる日々よ、教えてくれよ。
この俺にも生活をどうか。
教えてくれよ。おれには待ちのぞむ日々のありしことを。
さあ、待ちのぞむ人があると。
希望ありしことを。
過ぎゆく日々よ。いかり、喜び、死にゆくのか。
俺は。
笑顔もてやさしげに この俺は言葉をかけた。
ひからびし情熱は、ただ過ぎるくらしの中へ
消えた。
うちすぎるくらしの中俺は日々過ごした。
過ぎる日々よ、教えてくれよ。
この俺には待ちのぞむ日々のありしことを。
俺は働く。日々過ごすため、くらしゆくため。
過ぎる日々よ。享楽のときを、苦しきときを
飲み込んでゆく。
過ぎる日々よ。やさしき日々よ。
酒を飲んだ。本を読み散らした。
過ぎゆく日々を俺は過ごしゆくために。
過ぎゆく日々に君は何をしてるだろうか。