歌手:エレファントカシマシ
作詞:宮本浩次
作曲:宮本浩次
子供の頃俺は、毎日精一杯生きて、いつの日か誰かの為に
格好よく死にたいと、そればかり思って、 涙流してゐた。
涙を流してた。
季節は過ぎて、いつしか俺はそんなこと忘れてゐた。
さよなら、愛しき日々よ。
さよなら、愛しき今日よ。
素直に今を生きられりゃあ、どんなに、どんなにいいだらう。
素直に生きてゆけりゃあ。
遠くビルの向かうに、光る星に願ひをかけよう。
俺は祈った。忘れてしまった 遠い遠い月日に。
俺は祈った。めぐり合ひし人々に、感謝したのさ。
なぜだか、そんなそんな気分だった。
さよなら、愛しき今日よ。
さよなら、愛しき日々よ。
素直に今を生きられりゃあ、どんなに、どんなにいいだらう。
素直に生きてゆけりゃあ。
丘の上にのぼって見下ろす町の景色。
なぜだか俺は祈ってゐた。
今この瞬間を。