
星を食べる
たま
歌手:たま
作詞:滝本晃司
作曲:たま
ポケットの中でよくみがいた石をにぎる
流れ星のように息をととのえている
ずいぶんとその目は遠くにあるんだな
カラフルな影ゆれてぼくはそうとうちらかっているよ
化石のとれそうな場所で
星空がきれいで
ぼくは君の首をそっとしめたくなる
目がさめるまではとても自然でいいのに
歩道橋をわたり見上げた空の月が
あのいやな人の顔そっくりにしてるので
ぼくは目をそらして新しいガムを噛む
化石のとれそうな場所で
星空がきれいで
ぼくは君の首をそっとしめたくなる
大きくひらいた目に
ぼくの背中の空の
星がたくさんうつって それはきれいだな
音のない空にうかんだ
星を食べる君
とまらないひざのふるえに くぎをさしながら