歌手:レミオロメン
作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太
どんな大きな失敗もあるけど
いつかは笑って生きていけるように
誰だって心に隙間や傷があるもんさ
そう君が笑えば僕も嬉しくて
欲望の渦に飲まれる都会だけど
時代の波に飲まれる田舎だけど
諦めや悲しみと どう付き合ったらいい
体だけは大事にと母の言葉
春の木漏れ日の中に希望の光探しているよ
遠回りしてもいつか出逢えるかな 小さな幸せ
泣いて泣き疲れた夜は
誰かに心から甘えてみたいのさ
どんなに強く生きていくでも
優しさを知らずには眠れない
春の東京 月明かり
耳鳴りがするような静かな光
記憶の中の千本桜 花が満開
もしも大きな幸せの中で
失くしてしまった日々の愛しい香り
何度も何度でも過去は振り返れるけれど
過去は一度も振り向いてくれない
化石みたいな夢でもまだ微かに温かい訳は
使い古された言葉 目の前の今しかないから
人混みを掻き分けながら
自分もその一人と気づいたとき
携帯電話の履歴ボタン 誰の声が聞きたかったんだ
夕焼け小焼け東麻布 鋭く尖った東京タワーの先
空に浮かんだひつじ雲 あの頃のままかい?
春の風は幻か 公園のブランコ揺れて
小さい子供たちの笑い声が響き渡る
小さな花のような幸せ
色とりどりの小さな幸せを
咲かせるために生きていきたいな
愛する者に捧げた人生
春の東京 薄紅の桜並木が風に揺られているよ
そう君の笑顔にも似た美しい花が咲いている