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歌手:稲葉浩志
作詞:KOHSHI INABA
作曲:KOHSHI INABA

十分だろう 僕らは 十分すぎるほど
愛という名のルールに 懸命につくしてきた
うしろゆびなど さされることもないままに
ある種の理想に 限りなく近づいていたみたい
でも おまえの 想像もつかないような 僕がいる
ああ おまえが 知ったら気絶する 間違いない

うそもつかないで やりくりしてたはずだけれど
うそをつかないで すむような 話題に逃げてただけ
愛が先なのか 罪が先なの 知らないけれど
けっこう疲れたってことは 休めってことだろう
ありがちな症状 だ いつのまにか こうなってる
ああ あるがままの相手じゃない 互いに見ていたのは

愛のない長い長い道を ぶっとばしてゆこう
幻 を次から次へと追いやって
もうひとりじゃない まして なあなあになるわけでもない
ういういしい ぬくもりが もっとあざやかに見えるよ

おまえのエンジンもっとうならせろ こわれたように叫んでみれば
地平線の果てに見える 信じられるものが 見える
どんな言葉も表せない 愛の言葉は がらくたになる
誰がつくった道を走ってるの 精神のリミッター みなのうなしてしまえよ

愛のない長い長い道を ぶっとばしてゆこう
人が見たら驚くよな少ない荷物で
もうひとりじゃない まして なあなあになるわけでもない
ういういしいぬくもりが もっとあざやかに見えるよ

どこまでも 楽しんでいける 自分の道ならば
ときに はげしい さみしさと戦いながら
I'll give you a ride もしも だれかが望むならば
美しい思い出だけを 胸にひめ とびだそう