
色織り坂
加藤登紀子
歌手:加藤登紀子
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
色織り坂を登れば そこは金色の海岸
燃えるような太陽が お前の体をつきさす
無言の空と海 風に咲く赤い花
よせては消えていく はてしない波の音
流れ人の血のさだめ 予感のままに身をこがし
一人の男を愛し 夢も体も血に染めた
十五の少女のように 両手を広げて
うちよせる波の瀬に ゆらゆらとゆれている
お前の愛の激しさ 男の心を狂わす
小鳥のように自由に はばたくお前のからだを
男はその胸に 抱きしめ愛して
乳房のぬくもりに 赤い血のおくりもの
色織り坂を登れば そこは金色の海岸