歌手:茅原実里
作詞:古屋真
作曲:佐藤天平
この世を悲しく創った誰かへ捧げるように
悲しく祈るしかないの?
優しい言葉をかき消し 激しく降り注ぐ雨
闇の中で 君と逢った
枯れない花は誰のため?
眠れない夜は誰の物?
もっと強くありたい
旅立つ今
幾千の安らぎと 百億の分かれ道と
涙に浮かぶゆりかごを 強く 生きて 走り 抜けて
夢を穢す世界を 君と乗りこえてゆこう
ガラスの割れた道でも 華奢な命が歌うから
希望の儚さが痛む かすれた心の中
記憶は何より甘くて
眠りを与えられ続け 未来が納得出来ない
昨日はもう 風になった
ふるえた声の激励に
託されたもの気付いたから
君の前だけ言える
怖れは しないと 嘘さえ力に
風に向かう瞳と 目覚めたその手のひらを
ぬくもりだけのゆりかごで 強く 開き 空に 向けて
変えてしまう世界を 君と引き受けてゆこう
足跡なんて要らない 振り向く前に飛び込んで
いつかは止まる鼓動と 約束をただ交わしてた
幾千の安らぎと 百億の分かれ道と
涙に浮かぶゆりかごを 強く 生きて 走り 抜けて
夢をけがす世界を 君と乗りこえてゆこう
ガラスの割れた道から それでも走って 涙ぬぐって
きっと何かと出逢う この命があるのなら